ランクルの四駆性能について

ランドクルーザーは軍用車両から始まった車で、タフでどんな路面にも対応できるような作りとなっています。

そういったことに一番大きな影響を与えているのが四駆システムの存在でしょう。

ランドクルーザーは80系のバンまではパートタイム4WD、80系のワゴンから現行モデルまでフルタイム4WDが採用されているため、どのモデルでも高い悪路走破性を持っていますが、中でも70系の四駆性能はかなり高く、現在でもオーストリアや中東向けとして70系ランドクルーザーの新車生産が続けられているほどです。

この70系があまりにも優れていたため、SUV色が強くなってきた80系以降のモデルの4WD性能はあまり評価が高くなく、「見た目だけのオフロードマシン」などと言われるようになってしまいました。

一番いけないのはフルタイム4WDになったことと、100系からフロントサスペンションがダブルウィッシュボーンの独立懸架となってしまったことです。

フルタイム4WDは4WDの知識がない人でも乗ることができ、SUVとしては良いものなのですが、走破できるかできないか、脱出できるかできないかという限界ギリギリの走りをする方にとってはとても不安でなりません。

優れた悪路走破性を発揮するには単純に高いトラクション性能があればいいのです。

それを電子制御だか何だか知りませんが、勝手に前後駆動配分を変えてしまったり、ブレーキをかけてしまったりするのでは思ったような走りなどできたものではありません。

それに電制御式のものやセンターデフがついているととにかく故障が多くなり、四駆切り替えができなくなり四駆にならないという状態になってしまうのです。

もし今スタックしていて、このスタックが脱出できなければ生死にかかわる状態になってしまうといった時にこういったことになってしまっては困るのです。

ランドクルーザーのようなオフロードマシンというのは、そういったこともしっかりと考えて作らなければならないのです。

電話一本でJAFや損害保険会社のロードサービスが呼べるような車と同じ作りにはしてほしくないものです。

こういった傾向が一番高いのが、残念ながら現行モデルの200系でしょう。


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モード切替にて路面に最適な走行環境をもたらすマルチテレインセレクトなる電子制御構造が付けられていても、例えば深い泥道を走るときにモードを「マッド&サンド」に切り替えておけばそれで完璧かといえばそうではなく、「モーグル」の方が良い時があるのです。

それからこの機能を使うにはスピードが12km/h以下でなければならないのですが、路面状況によってはそれ以上のスピードで一気に通過しなければならないこともあるのです。

全く役に立たないというわけではありませんが、素人ドライバーはそういったものがついていれば安心してしまい、もっと適した走り方があっても機械に頼りきりになってしまい、最終的には大変なことになってしまうのです。

低速走行を行うクロールコントロールも微妙なアクセルワークが必要なときにこういったものに頼ってしまうと抜け出せるものも抜け出せなくなってしまうのです。

こういったところが真のオフロードドライバーに嫌われている部分なのです。

ドバイなどお金のある人がたくさんいるところでも砂漠を走る時よ宇の車として200系ではなく70系を選ぶのはどうしてか、こういったことを考えると200系の電子制御構造は無用の長物といっていいでしょう。

オフロード走行というものは経験と知識が重要で、それを得ることを阻止するようなものは必要ないと思います。
ランドクルーザーの高いオフロード性能を堪能したのであれば、安易に最新型の200系を買うのではなく、限定販売の70系を買うか、中古車で昔販売していた70系を買うか、輸入業者を通じて海外仕様の70系を逆輸入するのがいいと思います。

ランドクルーザー200系はオフロードも走れる乗用ワゴン車ですから・・・。


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▼ランクルの四駆性能について ※80系以降モデルの評価が低い理由は・・・

【概要】
ランドクルーザーは軍用車両から始まった車で、タフでどんな路面にも対応できるような作りとなっています。 そういったことに一番大きな影響を与えているのが四駆システムの存在でしょう。 ランドクルーザーは80系のバンまではパート…

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